セブン&アイの株価が3ヶ月ぶり高値に【今後はインド市場に注目】

日常生活

 

katsuyama
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10月9日のセブン&アイ・ホールディングス株が一時6%(191円)高の3,577円と
3ヶ月ぶりの高値をつけたみたい。
前日に2021年2月期の業績について上方修正(純利益予想を従来予想より185億円増)
したのが好感されたのかな?
国内にはコンビニが溢れているけど客数は回復しているのかな?
海外でのコンビニ事業はどうなっているんだろう?

こういった疑問に答えたいと思います。

 

  • コンビニ大手3社の中での客数増加状況は?【セブン&アイが圧倒】
  • スーパーストア事業は好調?【巣ごもり消費の取り込み成功】
  • 海外でのコンビニ事業は?【今後はインド市場に注目しましょう】

 

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この記事はセブン&アイの決算資料を基に分かりやすく説明したいと思います。

※3分程度で記事は読めます。3分後には今までよりも「セブン&アイの現状」が掴めるはずです。

 

コンビニ大手3社の中での客数増加状況は?【セブン&アイが圧倒】

まずコロナ影響による売上高悪化後、コンビニ大手3社の中でセブン&アイだけが、既存店売上高が前年並みの水準に戻っています。
⇒全店売上は 2 兆 4,454 億 44 百万円(前年同期比 3.4%減)
ローソンは前年同期比9.4%減、ファミリーマートは前年同期比13.8%減と客数増加が鈍い状況です。

With/Afterコロナに向けて非接触・ソーシャルディスタンスは重要なポイントだと思いますが
2021年上期までにセミセルフレジを全店に導入していくようです。

また、別記事ミニストップがフランチャイズ店との利益折半へ(更新時の切替狙い)でも書いてますがフランチャイズチェーンへのアピールとしてフードロスを如何に減らすかが利益率を上げるために必要になります。
エシカルプロジェクトとしてnanacoを有効活用してポイント還元という形でフードロスを減らそうとしている試みは評価出来ると思いますし、
1ヶ月程度の短期評価ですが約2割フードロスが減らせたと考えれば既存オーナーとしても他ブランドへの乗り換えを防ぐ意味でも効いていると思います。
※第2四半期決算資料においても加盟店利益に貢献していることも確認出来ました。


出典:2020年度第2四半期セブン&アイ決算説明資料

海外においては客数回復はまだ暫く掛かりそうですが、北米の 7-Eleven, Inc.は、収益性の低い既存店舗の閉店を進め
ファスト・フード及びプライベートブランド商品「セブンセレクト」の開発・販売に注力しています。
そして売上は8月まで4ヶ月続けて前年同月比を上回っていることを考えれば状況は上向きだと言えるでしょう。

スーパーストア事業は好調?【巣ごもり消費の取り込み成功】

新型コロナウイルス感染症拡大抑止に向けた営業時間の短縮影響もあり既存店売上は前年を下回ったものの
巣ごもり消費を取り込みイトーヨーカドーなどの業績も回復中です。

セブン&アイの井坂社長も決算説明会で以下のように話しています。

「数日分の食品をまとめ買いするなど、コンビニをスーパーのように使う消費者が増えている」

そのため、店舗商品のレイアウト変更を行い更に売上を上げていくようです。

海外でのコンビニ事業は?【今後はインド戦略に注目しましょう】

まずが株価としては昨年末の4,000円前後と比較するとまだ12%安の水準にあります。

これは投資家が中長期的には国内のコンビニ事業は飽和していて成長余地が少ないことを示唆していると思われます。

国内のコンビニ店舗数が約2万店なのに対し、海外は北米を中心に約1万店とまだ拡大の余地があります。

8月3日には、米国石油精製大手マラソン・ペトロリアム傘下のガソリンスタンド併設コンビニエンスストアチェーン
スピードウェイ事業を買収したため、コロナ影響が落ち着けばアメリカでの事業拡大は間違いないでしょう。


出典:流通スーパーニュース

ただし市場が拡大し続けているインドではセブン&アイがインド小売り2位のフューチャー・グループと
フランチャイズチェーン契約を結び2020年にコンビニを出店させていく計画
でしたが、
同業首位のリライアンス・インダストリーズへ事業売却を決定したことで話が頓挫しており、
セブン&アイは新たにリライアンスと交渉を進めているようです。


出典:Reliance Industries and Future Retail Deal Saga

またフューチャーと同じく提携していたアマゾンがシンガポール国債仲裁センターに事業売却中止を訴えていることから
今後も目が離せません。
アマゾンとしてもフューチャーと手を組みECサイトで販売した商品もフューチャーに配送する計画も進んでいただけに
リライアンスが勢力拡大させたいのを防ぎたいということでしょう。

セブン&アイも巻き込まれる形となっていますが、業績にプラスとなる解決になることを期待して今後の動向に注目していきます。















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