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さわかみファンド3月月次レポート及び運用状況【運用損益+26.9%】

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投資始めたての方

さわかみファンドって長期投資で良く耳にするけど実際どんな運用しているんだろう?実際にさわかみファンドで積み立てしている人の運用状況が知りたいな。

こんな疑問に答えます。

こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。さわかみファンドより3月の月次レポートが届きました。これを読めば一貫して長期投資の大切さを訴え続ける『さわかみファンド』のポートフォリオ変化が分かり、知見が深まります。

この記事でわかること

・さわかみファンド3月の月次レポートから分かること【グロース株買い増し継続】

・さわかみファンドの買い増し&売りを行った会社は?【買い3社、売り8社】

・さわかみファンドの運用状況【2年6ヶ月目:運用益+26.9%】

この記事を書いている筆者は30代ですが「さわかみファンド」を毎月積立しています。さわかみファンドより2021年3月分の月次レポートが届きましたので買った銘柄、売った銘柄など分かりやすく説明していきたいと思います。

目次

さわかみファンド3月の月次レポートから分かること
【グロース株買い増し】

筆者は基準価格の推移とかについてはあまり言及しません。
この記事を見てくれている方はさわかみファンドがどんなファンドかが知りたいと思うのでポートフォリオがどう変わってきているのかを説明していきたいと思います。
※ポートフォリオとは現金、預金、株式、債券、不動産など、保有している金融商品の一覧や、その組み合わせの内容のことです。

まず筆者が購入し始めた頃は「バリュー株」がポートフォリオ全体の35%を占めていました。
※バリュー株というのは、現時点の株価が本来的な企業価値を考慮した水準に比べて安いと考えられる株式のことで、「割安株」とも言われます。
景気敏感型の銘柄が多く、電気機器、機械、鉄鋼、化学、商社などが該当します。

3月の月次レポートを見る限り、2月の月次レポートに引き続き売り切り企業は無しでした。

さわかみファンドの買い増し&売りを行った会社は?
【買い3社、売り8社】

月次レポートより買い増した会社と売りを行った会社について紹介したいと思います(月次時点での変化を記載したものです)。
最近の流れを引き継ぎ、成長期待の高いグロース株への投資が増えていることが分かります。

買い増し

①CRM SALESFORCE.COM INC +20,000株

⇒以前の記事でも紹介していますが、再掲。

Salesforceは1993年に現CEOのマーク・ベニオフ氏によって創業した
米国カリフォルニア州に本社を置く顧客関係管理(CRM)ソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスの提供企業です。直近では長らくMicrosoftの「Teams」と戦ってきたSlackの買収等、対Microsoftに対してSalesforceが今後どの様に成長して行くのかにも注目したい。

以前、さわかみファンドが保有していたオラクルから乗り換えた事を考えても長期的な魅力があるのだろう。ここの部分は筆者も知見を深めて行きたい。

Salesforce HPより引用

②4488 AI inside(日本)+7,500株

⇒以前の記事でも紹介していますが、再掲。
会社名の通りAI認識技術を活用したクラウド型OCRサービスを柱にしている会社であり、
手書き文字のデジタル文字変換に強みを持っています。
※OCRとはOptical Character Readerの略で、画像データのテキスト部分を認識し、
文字データに変換する光学文字認識機能のことです。


出典:AI inside 2021年3⽉期
第1四半期 決算説明資料

withコロナ時代もそうですが、日本の少子高齢化は進みますが会社の経営は大半が厳しく
社員の人件費という固定費は極力減らしたい流れは続き、働き方改革を受けてデータ入力のデジタル化が進むと考えられます。
既に株価は高騰していますがグロース株であるため今後の成長を考えると高すぎるものではなく、実績とともに一般的な認知度も高まると思います。

AIは現時点では大半の人がなんとなく認知している段階だと思いますので会社生活へ日常的に組み込まれたら時間外労働や過労死などを防止する意味でも推進していって欲しいです。
それには使うユーザー側の知識も必要になるので会社は人材育成に費用をどんどん充てていって欲しいですね。


出典:AI inside 2021年3⽉期
第1四半期 決算説明資料

株価は資産運用大手の米キャピタル・グループ傘下のキャピタル・リサーチ・アンド・マネジメントが2/22に財務省へ大量保有報告書を提出(株式の保有割合6.45%)。

https://discl.quick.co.jp/Doc/ED2021022200108

株価は低迷中ですが、個人的にも魅力を感じて2株ほどお試し購入。

目先の含み損は気にせず。

気になる企業があれば1株でも良いので持つのがオススメです。

持つことで企業の動向を追いますし、チャートの流れも頭に入りますよ。

③PALANTIER TECHNOLOGIES INC-A

⇒以前の記事でも紹介していますが、再掲。

アメリカの教育機関向けソフトウェアプラットフォームを構築するビックデータを分析企業。
2003年創業と比較的新しい。社名のパランティアは、トル―キンの指輪物語に登場する「すべてを見透かす魔法の水晶」に由来する。
米軍、国防総省、FBI、CIAといった機関を顧客に抱えることから機密案件が多い。

2つのプラットフォームが代表的。

①ゴッサム
政府の意思決定のために構築されたソフトウェアプラットフォーム。
②ファウンドリー
民間組織のデータを中央オペレーティングシステムを作成して、ユーザーがデータを結合して分析可能。

HPでゴッサムを見ると近未来感があり魅力的、今後の動向にも注目していきたい。


出典:パランティア・テクノロジーズHPより引用

売り

さわかみファンドの保有株数が多い銘柄を中心に売りが入りました。
月次レポートを見る限り、株価上昇での利益確定がメインだと思われます。
基準価格も上がったことから解約も増えている?と思いましたが
直近1か月は+48名でしたので寧ろ増加傾向でした。
次回の調整局面に向けたキャッシュ確保という見方をしています。

①6594 日本電産
②6367 ダイキン工業
③4063 信越化学工業
④4543 テルモ
⑤7267 本田技研工業
⑥5334 日本特殊陶業
⑦6301 小松製作所
⑧9104 商船三井

さわかみファンドの運用状況【2年6ヶ月目:運用益+26.9%】

結論からいうと筆者の場合は毎月15,000円の積立を継続していますが、+117,055円の運用益に増加したため投資額からは+26.9%です(4/5時点の評価)。
前回(2月)は別記事にも記載していますが、+78,000円程度の運用益だったので+40,000円といった所です。

グロース株による成長を享受出来るのかが気になりますが今後株価調整時にどう動くのか注目です。
長期目線でいけば買い増しの機会が来るだけなのでそこはまってましたで買い向かいたい。

実際にAI insideは株価低迷中にさわかみファンドは買い増して応援買いしています。

筆者も体験しているのは株価低迷中は誰も買わないので購入後は含み損になることが多いです。

市場から評価されだすと嘘みたいに株価が上がるので面白いです。

また、長期目線で行くときに個別株もそうですが一緒に投資信託を行うことで相場感やペースを掴むことが出来ますので参考にして欲しいと思います。

実際、筆者はSBI・バンガードS&P500にも積み立てしていますが信託報酬は0.0938%程度/年と
激安
です。さわかみファンドは販売手数料無料ですが、信託報酬は1.10%/年と積立NISAとかの商品に比べると高い印象があると思います。

信託報酬分をカバーするくらいのリターンがあるのかどうかにも注目ですが、個人的には長期投資する上での考え方等、月次レポートで精神的に落ち着くために積立継続している部分が大きいです。

株価の推移も日経平均が3万円台に戻すなど好調ですが、筆者は相場に立ち続けることを意識して取り組みたい。

~学び続ける人の人生は、常に前向き~







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