さわかみファンドって長期投資で良く耳にするけど実際どんな運用しているんだろう?実際にさわかみファンドで積み立てしている人の運用状況が知りたいな。
こんな疑問に答えます。
この記事で分かること
- 6月の月次レポートから分かること【景気敏感株を利確】
- 買い増し、売りを行った企業【買い2社、売り9社】
- さわかみファンドの運用状況【2年9ヶ月目:運用益+22.8%】
こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です!さわかみファンドより2021年6月分の月次レポートが届きましたので買った銘柄、売った銘柄など分かりやすく説明していきたいと思います。
6月の月次レポートから分かること【景気敏感株を利確】
まず筆者が購入し始めた頃は「バリュー株」がポートフォリオ全体の35%を占めていました。
※バリュー株というのは、現時点の株価が本来的な企業価値を考慮した水準に比べて安いと考えられる株式のことで、「割安株」とも言われます。
景気敏感型の銘柄が多く、電気機器、機械、鉄鋼、化学、商社などが該当します。
6月の月次レポートを見る限り、5月の月次レポートに引き続き売り切り企業は無しでした。
買い増し&売りを行った会社は?【買い2社、売り9社】
月次レポートより買い増した会社と売りを行った会社について紹介したいと思います(月次時点での変化を記載したものです)。最近の流れを引き継ぎ、景気敏感株を利確しながら成長期待の高いグロース株へ「Dip your toes(試しに少しやってみる」で投資していることが分かります。
6月のトピックスとしては新規組入れ企業として「東京応化工業」が入ったことが挙げられます。
買い増し
①Orsted A/S +5,000株
⇒以前の記事でも紹介していますが、再掲。
さわかみ投信のYoutubeチャンネルで草刈さんが話されていた情報として、
☑2016年に上場している。
☑元々は石油等の化石燃料を国として供給する会社、北欧という環境意識が高い地域において再生可能エネルギーを扱う会社に変わった。
②4186 東京応化工業 +50,000株
会社の紹介動画も拝見しましたが、「誰もが真似できないような製品を提供する」グローバルニッチトップ企業を目指す姿勢が感じ取れました。想像以上に半導体が自分たちの身近な存在だということが認識できました。
私自身も注目して東京応化工業(tok)をチェックしていきたいと思います。
売り
景気敏感株を中心に売りが入りました。
月次レポートを見る限り、株価上昇での利益確定がメインとのこと。
さわかみファンドの運用状況【2年9ヶ月目:運用益+22.8%】
結論からいうと筆者の場合は毎月15,000円の積立を継続していますが、+109,817円の運用益で投資額からは+22.8%です(7/5時点の評価)。
前回(5月)は別記事にも記載していますが、+10万円程度の運用益だったのでほぼ横ばいといった所です。
グロース株をDip your toesで試しに買ってみる、これは2018年頃にさわかみファンドの運用報告会で草刈さんが話されていて共感出来た部分です。
色んな投資方法がある中で株価のバリエーションが高いという理由で投資出来ないのは結構な機会損だと思います。
少額でも試しに買ってみる。1株持つのと持たないのでは、その企業に対する見方が180°違うと個人的に思います。
米国のFOMC等もこれから控えていますが市場から退場せず生涯投資家として歩んでいきたい。
コロナ禍で株価も上がり、バブルと囁かれていますが筆者は相場に立ち続けることを意識してリスク許容度の中で取り組み続けたいと思います。
~学び続ける人の人生は、常に前向き~