こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。
さわかみファンドより1月の月次レポートが届きました。
成長期待の高いグロース株への投資を積極的に進めているみたいだけど
その後はどうなのかな?あとは実際の運用状況も知りたいな。
こういった疑問に答えます。
この記事でわかること
・さわかみファンド1月の月次レポートから分かること【グロース株買い増し】
・さわかみファンドの買い増し&売りを行った会社は?【買い2社、売り7社】
・さわかみファンドの運用状況【2年4ヶ月目:運用益+23.2%】
さわかみファンド1月の月次レポートから分かること
【グロース株買い増し】
筆者は基準価格の推移とかについてはあまり言及しません。
この記事を見てくれている方はさわかみファンドがどんなファンドかが知りたいと思うのでポートフォリオがどう変わってきているのかを説明していきたいと思います。
※ポートフォリオとは現金、預金、株式、債券、不動産など、保有している金融商品の一覧や、その組み合わせの内容のことです。
まず筆者が購入し始めた頃は「バリュー株」がポートフォリオ全体の35%を占めていました。
※バリュー株というのは、現時点の株価が本来的な企業価値を考慮した水準に比べて安いと考えられる株式のことで、「割安株」とも言われます。
景気敏感型の銘柄が多く、電気機器、機械、鉄鋼、化学、商社などが該当します。
11月の月次レポートでは「コメリ」や「ORCL(オラクル)」が売り切りとなっていることが分かりましたが、1月の月次レポートを見る限り、売り切り企業は無しでした。
さわかみファンドの買い増し&売りを行った会社は?
【買い2社、売り7社】
月次レポートより買い増した会社と売りを行った会社について紹介したいと思います。
最近の流れを引き継ぎ、成長期待の高いグロース株への投資が増えていることが分かります。
買い増し①CRM SALESFORCE.COM INC +4,000株
1993年に現CEOのマーク・ベニオフ氏によって創業した
米国カリフォルニア州に本社を置く顧客関係管理(CRM)ソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスの提供企業です。直近では長らくMicrosoftの「Teams」と戦ってきたSlackの買収等、対Microsoftに対してSalesforceが今後どの様に成長して行くのかにも注目したい。
②3697 SHIFT(日本)+14,800株
テレワークを追い風に成長している金融向けのソフトウェアテスト事業が主力。
5Gなど通信業界、Web関連の新規顧客も増えているとのこと。
※ソフトウェアテストとはソフトウェアの不具合を検査することで、
SHIFTは検査用ソフトウェア及びソフトウェア品質保証サービスのリーディングカンパニー。
「無駄をなくしたスマートな社会の実現」を目指しており、市場規模も5兆円ありブルーオーシャンな状況で独り勝ちが期待できる。
売り
さわかみファンドの保有株数が多い銘柄を中心に売りが入りました。
月次レポートを見る限り、株価上昇での利益確定がメインだと思われます。
因みに基準価格も上がり解約で顧客が減ったか?と思いましたが直近1か月は-4名でした。
さわかみファンドの運用状況【2年4ヶ月目:運用益+23.2%】
結論からいうと筆者の場合は毎月15,000円の積立を継続していますが、+94,000円の運用益に増加したため投資額からは+23.2%です。
前回(11月)は別記事にも記載していますが、+70,000円程度の運用益だったので+24,000円といった所です。
グロース株による成長を享受出来るのかが気になりますが今後株価調整時にどう動くのか注目です。
長期目線でいけば買い増しの機会が来るだけなのでそこはまってましたで買い向かいたい。
また、長期目線で行くときに個別株もそうですが一緒に投資信託を行うことで相場感やペースを掴むことが出来ますので参考にして欲しいと思います。
実際、筆者はSBI・バンガードS&P500にも積み立てしていますが信託報酬は0.0938%程度/年と
激安です。さわかみファンドは販売手数料無料ですが、信託報酬は1.10%/年と積立NISAとかの商品に比べると高い印象があると思います。
信託報酬分をカバーするくらいのリターンがあるのかどうかにも注目ですが、個人的には長期投資する上での考え方等、月次レポートで精神的に落ち着くために積立継続している部分が大きいです。