こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。
みずほ銀行が2021年1月から新規の口座で紙通帳を発行する際に
1冊あたり手数料として1,100円掛かる様になるみたい・・・。
なんか地方銀行などは使われていない少額口座から定額引き落とされるって。銀行預金でお金が増えないのに手数料まで取られるの?なんでこんなことになるんだろう?
こんな疑問に答えます。
・未利用口座からも知らず知らずお金が減る?(通帳を確認しましょう)
・手数料をなるべく払いたくない人はどうする?(少額口座は解約しましょう)
この記事を書いている筆者は30代ですが親の影響もあり長年メガバンクの「みずほ銀行」を愛用していました。
しかし、資産運用を始めた頃からSBI等のネット銀行の便利さを覚えてしまい手数料が阿保らしくなってしまいました。この記事は銀行が手数料を色々増やしていることについて分かりやすく説明したいと思います。
なんで手数料の導入が相次ぐの?(銀行も経営が苦しいから)
アベノミクスを始めとした金融緩和で銀行の経営が苦しいのが一因です。
昔から銀行は預金者からお金を集め、企業などに融資することで収益をあげる「預貸業務」が収益の柱でした。
日銀がマイナス金利政策を導入したことで銀行の貸し出し金利は低下が続き利ザヤが稼げずに苦しんでいます。
そこで注目されているのが手数料による収入です。
銀行にお金を預けているのに何故お金(手数料)を取られないといけないんだ?という方もいると思いますが、
預金者から定期的に手数料をとる「口座維持手数料」は海外の銀行では珍しくなく、アメリカであれば
毎月5~15ドル支払うことが一般的です(もちろん学生には優遇措置があったりある程度の額をいれていれば免除されます)。
預金者が銀行にお金を保管して貰っていることに対するサービス料みたいな考え方だと思います。
そもそも銀行口座は取引がゼロであってもシステムを維持するなどの費用が掛かり1つの口座あたり2000円程度掛かるといわれています。
銀行サイドの立場から言えば極力大口の預金者を増やし、少額口座は減らしたいのが本音でしょう。
未利用口座からも知らず知らずお金が減る?(通帳を確認しましょう)
未利用口座とは2年間決まった期間で取引がない(入出金がない)口座のことです。
残高が一定以下であるなどの条件を満たすと残高から手数料が引かれます。
2004年にりそな銀行が導入していましたが足元では横浜銀行や千葉銀行といった地方銀行や
信用金庫などでも採用が相次いでいます。これは全国的に広まると思われるので
一度少額の口座あった気がする方は確認することをオススメします。
銀行としても残高が少なく取引もないような口座は管理するメリットがないので
解約を促している側面もあると思います。
手数料をなるべく払いたくない人はどうする?(少額口座は解約しましょう)
そもそも紙の通帳は印紙税法によって1口座につき毎年200円が課税されており、銀行が負担しています。
通帳を発行しなければ印紙税も不要であるため銀行としてはデジタル通帳への舵取りを本格的に進めていることが分かります。
筆者も銀行口座はネットやアプリで確認出来るようにしていますが入出金も最大10年程度と長くとても便利です。
手数料をなるべく払いたくない人はどうする?(少額口座は解約しましょう)
まず現時点で未利用口座から手数料が取られる人は少ないと想定されます。
理由としては1万円程度の残高があれば大体の銀行では手数料が不要になるようでこれはアメリカなども同様の仕組みです。
なので通常の取引が多い顧客から手数料を取ってやろうという形ではないので安心してください。
但しkatsuもそうでしたがバイト先の振込先が特定の銀行しかなくて仕方なく作ったような通帳は
少額であることがほとんどだと思いますのでこれを機に通帳管理を見直すのもいいかもしれません。
筆者は残高が少なく利用していない口座は解約しましたがあなたはどうしますか?