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そもそも「線状降雨帯」って予測出来るの?

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疑問に思う人たち

気象庁が2020年9月25日に豪雨災害の原因となる「線状降雨帯」が発生しつつある場合、2021年度より新たに「線状降雨帯注意情報(仮称)」を発表し、注意を呼びかけるとニュースでやってたな・・・。最近よく聞く「線状降雨帯」といっても大雨が降るイメージくらいなんだけどそもそもどうゆうことなんだろう?

こんな疑問に答えます。

こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。近年では地球温暖化影響もあり、急な大雨も増えてきており「線状降雨帯」という言葉やニュースでも良く耳にすることが増えてきたと感じます。この記事は日経記事を基に独自に調査した内容を踏まえ分かりやすく説明したいと思います。

・そもそも「線状降雨帯」ってなんだ?(最近よく聞く豪雨です)

・「線状降雨帯注意情報(仮称)」を気象庁が発表する理由は?(税金使って防災対応)

・「線状降雨帯」を予測するにあたっての関連する銘柄は?(ウェザーニューズは有力)

目次

そもそも「線状降雨帯」ってなんだ?(最近よく聞く豪雨です)

「線状降雨帯」とは積乱雲が次々と発生して連なり、線状の降⽔域が数時間にわたってほぼ同じ場所に停滞することで、⼤⾬をもたらすものです。線状降⽔帯が発⽣すると、災害の危険性が⾼くなりますしニュースを見ていても急激な豪雨といった印象があるのではないでしょうか?


出典:気象庁ホームページー

線状に見える雨雲が同じ場所に停滞するものは大きな災害に結びつく集中豪雨を発生させ、線状降水帯と呼ばれます。線状降水帯は、激しい雨を降らせる積乱雲が連続して発生し線状に並び、その規模は幅20〜50km、長さ50〜200kmに及びます。線状降水帯は同じ場所で激しい雨を長時間以上も降らせ続けることもあります。

「線状降雨帯注意情報(仮称)」を気象庁が発表する理由は?(税金使って防災対応します)

気象庁は「線状降雨帯」の予測精度を向上させるために観測強化などに必要な費用を2021年度予算概要請求に盛り込みました。
その額は2020年度予算額である5百万円から172百万円と約1億円をプラスして要求していることが分かります。

元々、気象庁は2030年までに「線状降水帯」の予測精度向上の取組を順次進めていましたが令和2年7月に全国各地で発生した豪雨を受け、取組を加速させていることが伝わりますし、予測技術の精度を踏まえた線状降水帯による集中豪雨に対する情報を段階的に提供し、国民ひとりひとりに危機感を伝え、防災対応につなげていく考えのようです。

最近話題のAI技術も導入しつつ2030年目標で「線状降雨帯」による豪雨を半日前から予測出来るように技術改善していくようです。観測強化や技術導入に税金が使われますが、事前の予測が出来ることで今までに発生していた災害の復興に充てられている税金分を減らすことが出来れば良い税金の使い道だと考えますし夜間の避難も無くなり計画的な避難が出来ることからこれから期待したいですね。


出典:気象庁ホームページー

「線状降雨帯」を予測するにあたっての関連する銘柄は?(ウェザーニューズは有力)

簡単に予測するといっても、これから10年程度の年月が必要で
足元としては予測精度を向上させるために以下の3点を取り組むようです。

①洋上観測の強化
⇒気象庁観測船等による線状降水帯の上流の水蒸気等大気状況を正確に把握する観測能力(GPS)の強化

②「アメダスへの湿度計導入」
⇒アメダス(地域気象観測システム)に湿度計を追加で整備

③「気象レーダーの更新強化」
⇒局地的大雨の監視能力を向上


出典:気象庁ホームページー

上記のことからGPS関連、湿度計関連、気象関連といった所には需要は伸びるでしょうし、[4825]ウェザーニューズは今後も需要がある銘柄だと思います。
足元においても台風シーズン到来にむけて株価は60万円程度まで上昇しており少し過熱気味ですが投資家も期待している銘柄とも言えます。
筆者としては株主優待の「ウェザーニューズアプリ有料サービス無料利用権」が欲しいといった所でしょうか。
結局買えずじまいの銘柄なので何かしらで押し目がくれば購入を検討したいところです。

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