こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。
このカテゴリーでは投資の目的を改めて考えてみたいと思います。
それでは早速見て行きましょう。
整理してみると次の3点になる。
1.投資資本によって豊かな生活を送るため
妻や子どもといった一家を背負う身としては経済的に困らない生活を送ることが必須となる。
現実的な問題としては妻と2人暮らしであれば経済的に問題ないが
2人の子どもが大学に行くとすると年齢としては50歳手前。
前提として、銀行貯金(大手銀行、普通預金金利0.001%)だけで将来の資産形成が出来ない…
不確実性が高い現代においては労働市場で働いてお金を稼ぐのは勿論だが、
株式市場でお金に働いて貰うことで資産形成をしていきたい。
金融庁の2000万円問題が記憶に新しいが、キチンと将来に向けて向き合っている人にとっては
年金だけで老後を過ごせないのは既知のことであるがあそこまで話題になるのは逆に驚きだった。
2000万円あればいいのか?という疑問に対しての答えは将来にならないと「分からない」が答えだと思う。
そして、トマ・ピケティ氏が「21世紀の資本」で唱えた主張は「r>g」という不等号。
「r」は資本収益率、「g」は経済成長率を示すが
「r」の資本収益率が年に5%程度であるにもかかわらず、「g」は1~2%程度という事実がデータとして示される。
この不等式が示すのは、資産 (資本) によって得られる富、つまり資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早い事実。
つまり日本が資本主義を選択している以上、労働だけでは豊かになる確率は低くなり
少しでも余剰資金は株などの資産を買うことで豊かになる努力が必要になる。
「g」の1~2%でも増えるからいいじゃないか、という意見も聞こえてきそうだが、
ここで「72の法則」と「100の法則」についても簡単に紹介したい。
これは資産を倍にする為に必要な年数が計算出来る法則であり、
株の配当金を再投資するといった複利効果を最大化させた場合には「72の法則」を使う。
資本収益率(株式と仮定)での利回りを5%とした場合
72÷5≒14年となる。
つまり今の資産を利回り5%で運用し続けると14年後に倍となる。
次に同じ金額を単利で運用するのは「100の法則」で計算出来る。
仮に利回り5%としても
100÷5=20年となる。
複利と単利だけでも資産を倍にするために6年も違うのに
「g」労働での2%で計算すると
これをみれば労働だけで資産を築くことが難しいことが分かると思う。
リスクがあるから株はやらない、という人はこの事実を知ったうえで選択して欲しいと思う。
2.投資先企業が成長することでの社会貢献に寄与
上場している株式会社には「株主」が必要となる。
株式会社というのは営利目的に利益を出しつつ株主へ配当等で還元するとともに
事業を通して「社会貢献」をしていくことだと思う。
短期的な利益を目指す短期売買(デイトレード等)は「投資」ではなく、「投機」である。
株を始めた当初は株価が気になって仕方なかったが、
ある日ふと目先の株価を気にすることが無意味に思えた。
将来成長する未来が描けるのであれば、目先の株価は気にしなくてもいいと学んだ。
投資戦略を描き企業の将来価値を考え、一緒になって日本が向かって欲しい未来を創っている
企業へ自分が持つ資本を投じ、少しでも社会貢献に寄与していきたいと思う。
少子高齢化が進む日本であるが少しでも長期投資で世の中を面白くしていきたいと思う。
3.経済的自由人へ
周りの大人を見ていても、自分が好きなことを我慢せずに行える人に憧れる。
経済的に自由に出来るようになれば世界中を家族で旅行もしたいし世の中をもっと知りたい。
出張で日本各地、海外に行くときも、その土地それぞれに魅力があるし
一度きりの人生、楽しまないと損だと思う。
やらないで後悔するより、やって後悔する人生を選びたい。
そのためには学び続けることが大切であり、
投資するうえで尊敬する「マンガー・チャーリー」の言葉で
「学び続ける人の人生は、常に前向き」
この言葉を胸に日々を過ごしていきたいと思う。