こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。6232 ACSLへの株式投資の経緯について記載したいと思います、宜しくお願いします。
投資開始時期は2020年5月で少量だが買い増しながら現在に至る。
投資のキッカケはドローンが少子高齢化の日本には必須だと感じたこと。
そして企業も余計な点検補修をしない中でドローンで点検出来て労災リスクも減らせる
ソリューション(問題の解決方法)を提供するACSL。
ドローンは世界シェア7割の中国メーカーJDIがいたので厳しいか?と思っていましたが
2020年9月に政府がドローンの調達はセキュリティが担保されたドローンに限定と公表したことで
国産メーカーだからこそ選ばれる面もあると思ったこと。
何より3K業務(キツイ、汚い、危険)に就業してくれる若い日本人は間違いなく減ります。
そこで外国人の方が手助けしてくれてなんとか成り立っている側面もありますが、
ドローンで一部でも代替し、労災が減らせる社会になるのであればと思い投資しております。
また、2018年に上場しているためまだ上場して数年であることから値動きも軽くなりがちですが、
10年後に目指す姿を定めたマスタープラン「ACSL Accelerate」を定めており、それに沿って計画が進捗できるか楽しみに待ちたいと思います。
ACSLとは?
2013年に創業した商業⽤ドローンの製造販売及び⾃律制御技術を⽤いた
無⼈化・IoT化に係るソリューションサービスを提供する会社です。
2018年には日本郵便株式会社のドローンを用いた郵便局間輸送に対して機体提供。
法改正後、国内初の「レベル3」の飛行を実現しています。
レベル3というのは補助者なし目視外飛行のことで、該当するものは離島や山間部への荷物配送や、被災状況の調査、行方不明者の捜索、長大なパイプラインなどのインフラ点検、河川測量などです。
世界で初めて上場したドローン専業メーカー。
10年後に目指す姿を定めたマスタープラン「ACSL Accelerate」に期待
潜在的な市場がある目視外飛行(レベル3、レベル4)で存在感を出してほしいと願う。
これまでのレベル3では人が少ない地域でドローンを飛行させていたが、
そしてその頃には業務のありかたも変わるかもしれない。
物流配送が空路へ
まだ大きな荷物は運べないはずなので物流はそのままに、地方の郵便局業務や
軽い荷物の宅配は空路に変わっていくだろう。
既に、目視外飛行での物資輸送経験を運用者の育成に活かすため、
ドローンの安全性と運用者の安全運航に関する専門カリキュラムの提供も2020年11月から
全国のJUAVACドローンエキスパートアカデミーで提供されている。
職業は荷物を運ぶ「トラックの運転手」から「ドローンの運転手」への変化が着実に進行している。
災害時の調査や3K点検業務が省人化され、結果として労災が減らせる
個人的に1番期待しているセクション。
災害時の調査には人が見に行けない箇所にアクセス出来るため有効に使われるだろう。
3K点検業務については、まずは工場の防爆規制がない箇所での点検業務から進んでいくだろう。
性能向上とあわせて規制緩和も進み防爆エリアも飛行できるようになれば飛躍的に出来る事が増えるとともに発注件数も増加するだろう。
サブスクモデルを強化しようとしているようなので企業の要望にあわせて改良を繰り返すことが出来れば未来は明るい。
そして何よりこれで労災を減らすことが出来ればと思う、そしてそのミッションに自分の投資したお金が寄与したのであればとても有意義な使い方だと思う。
2021年3月期第2四半期決算状況
財務的には、
フリーCFが増えていくのはこれから。自己資本率が高いので安心出来る銘柄だと考える。
配当金はないが、長期保有であるため貸株サービスによる貸株金利(足元5%)を貰いながら
今後の飛躍的な成長と、それに伴う配当を楽しみにしながら、長期目線で保有していきたいと思う。
短期的に見れば空売りなどで株価は乱高下すると思うが、会社経営方針に賛同できるうちは持ち続けたい。
そして、自分の長期投資が世の中の3K業務省力化並びに労災減少に寄与出来ればと強く思う。