こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。
6232 ACSLが11月11日の大引け後の16時に2021年12月期の2Q決算を発表。決算期が3月→12月へ移行してから2度目の決算となります。決算説明動画を見た感想も入れながら決算説明資料に沿ってみて行きましょう。
この記事でわかること
・2Q決算内容【今期売上予想を1.3億円上方修正】
・ 政府調達を想定した小型空撮機体を12月から上市【来年度から売上計上】
・2QまでのACSLの取り組み特記【相対速度200km/hでの自律的な衝突回避成功】
2Q決算内容 【今期売上予想を1.3億円上方修正】
各指標の着地状況は、下表の通り。
国プロというのは「国主導のプロジェクト」の略称になります。
決算期が変更となった影響で前年同期比増減はあまり関係ないのが正直なところ。
営業外費用として計上したのが0.68億円。
理由は日本郵政キャピタルへの株式発行費用(増資)です。
この業務提携を契機として、ドローンによる郵便物や荷物の配送の実用化を目指していく。
今後の将来性に向けた投資になるので今後の動向を見守りたいと思う。
2021年12月期1Q決算説明資料を確認したい方はこちら👇
政府調達を想定した小型空撮機体を12月から上市【来年度から売上計上】
小型空撮ドローンって何だろう?
2020年9月に政府がセキュリティ対応したドローン調達方針を公表
→既存導入されているドローン(中国製のDJIが約9割)も速やかに置き換えを実施する方針公表
そこでACSLから高セキュリティ・低コストの小型空撮ドローンを12月から販売開始される流れとなります。
昨今の中国製ドローンのセキュリティに対する懸念が電力会社等のインフラ関連企業で高まる。
→2020年5月にはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が「安全安心なドローン基盤技術開発」を始動。
ACSLのHPでもティザーサイト(商品やサービスを販売前にユーザーに対して情報を発信するためのサイト)が公開されています。未来を支える国産ドローンになってくれることを期待したいですね。
2QまでのACSLの取り組み特記【相対速度200km/hでの自律的な衝突回避成功】
決算説明資料の中では様々な案件で取り上げられている。
今回はその中でひとつ紹介していきたい。
衝突回避技術は無人航空機の実用化に向けて「目視外飛行」および「第三者上空飛行」実現に欠かせない技術。
地上の車でSUBARUがアイサイトを登場させて安全性を高めた様に上空でも同様の安全対策が行われている印象。
災害時の物資運搬や遭難者捜索、物流インフラが既存の物から徐々に移行していく事が想定されますね。
企業へ投資する際に、大事にしたいのが「信じて託した資金がどの様に社会へ貢献しているか」。
これって長期投資を継続していく上でとても大事な要素だと感じています。
銀行預金に預けておく場合には銀行経由で企業へ投資され間接的に社会へ貢献出来ます。
一方で、自らの意思を反映させて企業へ投資することは値動きといったリスクを負うことに繋がりますが、それ以上の価値もある行為だと信じます。
新たな産業を創出するためにはお金が必要であり、誰かがリスクを負いながら取り組まないと未来に繋がらない。
自分のお金をどんな意思を持って貢献させることが出来るか。未来は明るいと信じて今後も見守っていきたい。
今日はここまで。最後まで読んでいただき有難うございました。
~学び続ける人の人生は、常に前向き~