さわかみファンドって長期投資で良く耳にするけど実際どんな運用しているんだろう?実際にさわかみファンドで積み立てしている人の運用状況が知りたいな。
こんな疑問に答えます。
この記事で分かること
・7月の月次レポートから分かること【景気敏感株の利確】
・買い増し、売りを行った企業【買い1社、売り2社】
・さわかみファンドの運用状況【2年10ヶ月目:運用益+21.9%】
こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です!さわかみファンドより2021年7月分の月次レポートが届きましたので買った銘柄、売った銘柄など分かりやすく説明していきたいと思います。
7月の月次レポートから分かること【景気敏感株の利確】
まず筆者が購入し始めた頃は「バリュー株」がポートフォリオ全体の35%を占めていました。
※バリュー株というのは、現時点の株価が本来的な企業価値を考慮した水準に比べて安いと考えられる株式のことで、「割安株」とも言われます。
景気敏感型の銘柄が多く、電気機器、機械、鉄鋼、化学、商社などが該当します。
7月の月次レポートを見る限り、6月の月次レポートに引き続いて売り切り企業は無しでした。
買い増し、売りを行った企業【買い1社、売り2社】
月次レポートより買い増した会社と売りを行った会社について紹介したいと思います(月次時点での変化を記載したものです)。最近の流れを引き継ぎ、景気敏感株を利確しながら成長期待の高いグロース株へ「Dip your toes(試しに少しやってみる」で投資していることが分かります。
7月のトピックスとしてはフランスのソフトウェア企業「ダッソー・システムズ(Dassault Systèmes)」の買い増し。
買い増し
① ダッソー・システムズ +48,000株
PLMの概念が分かりづらい方向けにNECサイトで分かりやすく表現されていたので紹介します。
どの業界でもそうですがプラットフォーマーとしての囲い込みは競争が激しいですね。
売り
景気敏感株を中心に売りが入りました。
月次レポートを見る限り、株価上昇での利益確定がメインとのこと。
トヨタに関しては100株のみの売却だと読み取ったのであまり本格的な利確ではない様に見えます。
トヨタは会社名に自動車がついていますが、未来のモビリティに向けて取り組んでいるのでそのうち「TOYOTA」とか「TOYOTA GROUP」などに企業名が変更になってもおかしくないですね。
株価は10000円目前で絶好調ですが、私は株価7000円前後で売却してしまったので「さわかみファンド」を通じての応援という形になります(元々はミサワホーム株がトヨタ株になったのがキッカケでした)。
さわかみファンドの運用状況【2年10ヶ月目:運用益+21.8%】
結論からいうと筆者の場合は毎月15,000円の積立を継続していますが、+108,849円の運用益で投資額からは+22.8%です(8/2時点の評価)。
前回(6月)は別記事にも記載していますが、+10万円程度の運用益だったのでほぼ横ばいといった所です。
グロース株をDip your toesで試しに買ってみる、これは2018年頃にさわかみファンドの運用報告会で草刈さんが話されていて共感出来た部分です。
色んな投資方法がある中で株価のバリエーションが高いという理由で投資出来ないのは結構な機会損だと思います。
少額でも試しに買ってみる。1株持つのと持たないのでは、その企業に対する見方が180°違うと個人的に思います。
マネックスグループも単元未満株(ワン株)の買付手数料の無料化を発表(昼一約定のみ)、SBI系は購入タイミングが3回あるので是非無料化していただきたいですね
~学び続ける人の人生は、常に前向き~