こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です!
3150 グリムス が7月30日に2021年3月期の1Q決算を発表しました。
創業来16期連続の増収、17期連続増収に向けて1Q決算です。
それでは早速見て行きましょう。
目次
1Q決算の特記事項
各指標の着地状況は、下表の通り。
売上高はECSはマイナスでも、SHPと小売電気事業が牽引。前年同期比で+16.9%は立派な数字。
・ECS事業(エネルギーコストソリューション事業):13.67億円(前期比▲6.0%)
・SHP事業(スマートハウスプロジェクト事業):11.63億円(前期比+33.1%)
・小売電気事業:24.01億円(前期比+27.0%)
エネルギーコストソリューション事業
事業用自家消費太陽光発電システムとIoT機器の販売が拡大。
⇒利益率が向上し、営業利益は前年同期比17.3%増の結果に。
省エネ設備の販売や電子ブレーカーの直販は前年同期比でマイナス方向
⇒前期で販売ペースを増やした影響と思われます、グリムスとしても予想通りの結果かと。
スマートハウスプロジェクト事業
蓄電池の販売が順調に拡大
⇒営業利益は前年同期比40.0%増の結果に。
蓄電池の販売が伸びているのが印象的です。
太陽光発電で固定買取期間を終えた顧客を着実に販売出来ている印象ですね。
小売電気事業
売上高が順調に拡大。
前年同期は新型コロナウイルス感染症拡大影響で電力需要が減少し電力調達価格が低下ため利益率が向上。
⇒当期は電力調達価格が安定したことで、前年同期と比べると利益率は低下、営業利益は前年同期比26.5%減。
計画対比では、売上高・利益ともに上回って推移。
2021年3月期4Qで緑が下に大きく下落しているのは電力調達価格高騰によるもの。
⇒対策で相対電源比率を高めているグリムス。利益率は抑えながらも確実に売上高を伸ばしていきそうですね。
2022年3月期の配当は?
2021年3月期は記念配当もありましたが5期連続で増配を続けているグリムス。
今期は中間配当5円と期末配当9.5円の14.5円で前期より低いですが業績予想は保守的に見ていると思われます。
業績含めて動向を見守っていきましょう。
~学び続ける人の人生は、常に前向き~