こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。3550 スタジオアタオへの投資戦略①は別記事で記載済だが、本記事では株保有後に株価が上がった場合、下がった場合についての考え方を整理したいと思います。
投資戦略①はこちら👇
あわせて読みたい3550 スタジオアタオへの投資戦略①こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。3550 スタジオアタオへの株式投資の経緯については別記事に記載済だが、https://katsublog.biz/atao-2/本記事では現時点での投...
目次
予想通り株価が上昇した場合
株を持ち続けるとした時の条件は?
・株価チャートが上昇トレンドに転じている時
・業績の上方修正したとき
⇒イルメールの売上増加がキッカケになると予想する
・時価総額が250億円を超え、東証1部への昇格が見えた場合
※2022年4月からは市場再編でプライム市場
※2020年11月のマザーズから東証1部への昇格条件見直しで条件外れています。
【主なマザーズから東証一部昇格への条件をおさらい】
①株主数800人→○ (3,080人)
②流通株式2万単位→○
③流通株式時価総額20億→○
④流通株式数35%→○
⑤時価総額250億→×(58億円、2020年11月に40億から増額されたため条件外れる)
⑥連結純資産50億→×(約30億円、2020年11月に10億から増額されたため条件外れる)
⑦直近2年の利益総額25億→×(約10億円程度、2020年11月に5億から増額されたため条件外れる)
参照:JPX HPより引用ー
・新規事業の開始
⇒2016年のスタジオアタオ成長可能性に関する説明資料でも記載されている通り
実際にイルメールへの投資を加速させているので既に開始しているとも捉えられる。
時代の流れとしてハード(物)を売る時代からサービス(コト)を売る時代に。
スタジオアタオがイルメールで取り組んでいるのが、イルメールのファンクラブによる
サブスク化(定期的な定額制課金)で、この規模が大きくなればなるほど結果も大きく
現れるため、ゆっくりとブランド価値を高めて行ってほしい。
もし、越境ECで成果が出て海外で人気が出たらもう売る必要は無い。
参照:スタジオアタオ成長可能性に関する説明資料より引用ー
株を売るとした時の条件は?
・話題性だけで短期間で急騰した場合(イナゴ)
・スタジオアタオがイルメールの投資を止めた時
⇒企業として成長を諦めたと判断
予想に反して株価が下がった場合
株を持ち続けるとした時の条件は?
・イルメールに対して投資を継続している
⇒成長段階では営業CFを確保しつつ、投資CFがマイナスなのが個人的には理想的。
・新規事業の開始(先述した通り)
2021年6月追記👇
・男性向けのILEMER STREETや営業開始から15周年を記念して新ブランド「StrawberryMe(ストロベリーミー)」も立ち上げ。今後の展開にも注目していきたい。
株を売るとした時の条件は?
・スタジオアタオがイルメールの投資を止めた時
⇒企業として成長を諦めたと判断(先述した通り)
・スタジオアタオからの離職者が増加した時
⇒2016年時点の成長可能性に関する説明資料で過去10年での離職者1名と極めて少ない。
足元ではリアル店舗を増やし、社員採用を増加させているため、一定量の離職者は出ると
見込むが、継続して離職者が増えていくのはNGと判断。
※投資した理由に矛盾が出るため(社会的課題である女性活躍出来る会社であって欲しい)
問答無用で株を売るとした時の条件は?
・粉飾決算の発覚
・創業社長である瀬尾社長が正当な理由なく保有株を大量に売却した時
⇒2020年2月期から8月期に掛けて3,200,600株⇒3,515,600株(保有比率25.1%⇒25.3%)と
約30万株を買い増しており、瀬尾社長としても今の株価は本来の価値より低いと判断している証拠
だと思う。
・キャッシュレスが進み、街中で人がミニ財布でさせ持たなくなると判断した時
⇒キャッシュレスにより携帯を使って決済することは確かに多くなり、財布はスリモ等のミニ財布化が進んでいるが、小銭であったり免許証、保険証等を入れる入れ物は必要で無くならないと考える。
但し、将来的に個人の顔認証で全て決算など出来てしまうような社会に向かうのであれば厳しい。
その時までにイルメールで違うビジネス展開が出来ていれば別であるが・・・。
別記事にも記載した通り、まずは9990 サックスバーHDの時価総額170億円付近を目指すべきで株価としては3倍が期待リターン。
イルメールによる成長が決算で示された場合は前提が変わるため、保有継続のうえ再検討としたい。
取り急ぎは1月13日の第3四半期決算でどういった決算が出されるのか見ていこうと思う。
客観的に見て、コロナ禍影響もあり財布や鞄の売れ行きは厳しい状況。
イルメールは各SNSでのファン獲得は進んでいそうだが低単価なので売上としてどこまで現れるか、個人的にはあまり良い決算は期待出来ないと想定して待ちたいと思う。
スタジオアタオとして飛躍するのは数年後、そして別の世界を見せて欲しいと切に願う。
今回はここまで。
スタジオアタオに関しては、次回の決算資料を基に検証していきたい。
~学び続ける人の人生は、常に前向き~