障害のない社会を目指すLITALICOってどんな会社なんだろう?
どんな事業を手掛けているのかな?
そんな疑問に答えます。
こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です!今回は7366 LITALICOに投資すると想定した上での投資戦略を記載していきたいと思います。
投資する理由は?
2005年創業、2016年東証マザーズ上場、2017年東証一部に市場変更している成長企業。
施設型のサービスを中心に障害者分野を牽引し、直近ではオンライン事業に力を入れている。
時価総額は約1,000億円で10倍株は難しいかもしれないが株価2倍は狙える可能性有り。
→創業社長の長谷川さんが筆頭株主(約27%保有)で投資家との利害も一致。
主力事業と事業方針
ここでは事業内容と競合のウェルビーと比較しながら見て行きたい。
※店舗売上は単純に按分した数字で記載している。
【その他】
利用者が全額自己負担するサービス
①LITARICOジュニア学習教室
→福祉サービス対象外の人も通える
②LITARICOワンダー
→プログラミング等、教室&オンライン
③LITALICOライフ(家族向けサービス)
この事業が成り立つ背景は?
厚生労働省の障害者雇用促進法が大きい。
企業には、社員数の一定割合(法定雇用率)の障害者を雇用することが求められている。
対象となる事業主も「従業員43.5人以上」で対象となる企業も多くなることが予想される。
SNS上の評判は?
どの業界でもそうだが良い評判があまり表にでてこない中、悪い評判は表に出やすい。
精神保健福祉士や保育士免許などの資格をもっていない若者が、発達障害や精神疾患を抱える方の社会復帰をお手伝いしている・・・のをどう捉えるかがポイント。
資格あれば良いのか?という議論でも無いのもあるが、SNS情報は少数派の意見である可能性が高いため投資判断には入れる必要がないと考える。
ビジネスモデルは?
・LITALICOワークス
・LITALICOジュニア
店舗型の事業は国の制度(障害者総合支援法・児童福祉法)によって報酬が規定されており、報酬改定(1回/3年)による収益が減少する法的リスクがある。
教育市場で時価総額が大きいのは?
みんなが知っているベネッセの2,500億円(売上4300億円)
つまり同規模まで成長すると仮定して値上がり期待は2.5倍
時価総額下限は事業というよりも社員の不祥事リスクが高い気がする・・・。
2017年時点の時価総額、約300億円から+200億円足したと仮定すると約1/2。
現時点として250%のリターンと-50%となる投資。
※既に期待値から買われているため、2500円(時価総額500億円)程度まで下落したタイミングでなら投資してもいいのでは・・・?
競合は?
2471 S-POOL(農業で障害者の方々に働いてもらう職場も提供している、既に時価総額800億円)
6556 ウェルビー(店舗型が強い、2021年1月に東証1部へ)
ここでは比較対象としてウェルビーについて記載していきたい。
太田社長も50%の株式を保有している。
ウェルビーの時価総額は約400億円
実は2017年頃は「LITALICO」と「ウェルビー」どちらも時価総額300億円程度。
何に、LITALICO側が躍進している事がわかる(PRが上手い?オンライン事業期待?)。
今後はS-POOLも今後追記していきたいと思います。
今日はここまで、それではまた。
~学び続ける人の人生は常に前向き~