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6232 ACSL 2021年12月期1Q決算【熱海の土石流災害にも貢献】

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こんにちは、カツヤマ(@katsu8ma)です。
6232 ACSLが8月12日の大引け後の16時に2021年12月期の1Q決算を発表。決算期が3月→12月へ移行してから初めての決算となります。
それでは決算説明資料に沿ってみて行きましょう。

目次

1Q決算内容

2021年6月に開催された株主総会を経て変更となっているものが以下の2つ。

・会社名が「自律制御システム研究所」から「ACSL」に変更。
→グローバルレベルでの認知向上を目指すため。
※今後のインドを始めとしたアジア展開にとっては良い会社名変更だと思います。

・決算期の変更(3月→12月)
→企業向け、官公庁案件の多くが3月期決算だと4Q(1~3月)偏重。
業績透明性向上を目指し、決算期が12月へ変更。そのため今期は9か月の変則決算となります。

各指標の着地状況は、下表の通り。

引用:ACSL 2021年12月期1Q決算説明資料

国プロというのは「国主導のプロジェクト」の略称になります。

決算期が変更となった影響で前年同期比増減はあまり関係ないのが正直なところ。

株主総会でも鷲谷社長がおっしゃっていた通り、積極的な研究開発費の先行投資を計画的に実施している印象。

今期は営業利益はマイナス想定で来期の1Q売上が重要なポイントと理解したい(決算期変更で従来の4Q分が1Qに)。

6月末時点での受注残が約1.3億円で今期売上高は約4億円での着地見込み(計画は3.5億円)

引用:ACSL 2021年12月期1Q決算説明資料

2021年12月期の計画(9か月の変則決算)

先述の通り、決算期が変更されたため、今期は売上高3.5億円の見込み(実際は4億円程度で着地でしょうか)。

これでいくと2022年12月期の1Q(1月~3月)は約21億円~26億円の幅で売上見込みですね。

約12億円分は用途特化型機体の売上想定のため、今後の動向にも注目していきたいところ。

引用:ACSL 2021年12月期1Q決算説明資料

自然災害発生時にACSLが貢献していること

2021年7月にテレビやTwitterでも衝撃的な映像が流された熱海伊豆山で発生した土石流災害。

2019年より陸上自衛隊東部方面隊と大規模災害発生時にドローンを活用した応援に関する協定を締結しています。

陸上自衛隊東部方面隊とは?

日本の中枢エリアである1都10県を自然災害や復興など、日々の暮らしに直面する国民の安全確保を行う隊になります。

引用: 陸上自衛隊東部方面隊 HP
引用: 陸上自衛隊東部方面隊 HP

今回の災害時も災害状況把握のためにACSLドローンが活用されています。

引用:ACSL 2021年12月期1Q決算説明資料

企業へ投資する際に、大事にしたいのが「信じて託した資金がどの様に社会へ貢献しているか」

これって長期投資を継続していく上でとても大事な要素だと感じています。

銀行預金に預けておく場合には銀行経由で企業へ投資され間接的に社会へ貢献出来るが、自らの意思を反映させて企業へ投資することは値動きといったリスクを負うことに繋がりますが、それ以上の価値がある行為だと信じます。

ACSLはインドでの販売もこれから本格化していくため今後の決算も動向を追っていきたいと思います。

~学び続ける人の人生は、常に前向き~

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